<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 及第後歸覲留別諸同年>
<Format: 格式不明>
<Year: 2001>
<BookName: 漢詩をよむ　白楽天一〇〇選>
<Translator: 石川忠久>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 及第の後　帰覲せんとし　諸同年に留別す >
<BookPage: 49>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
十年常苦學，
一上謬成名。
擢第未爲貴，
賀親方始榮。
時輩六七人，
送我出帝城。
軒車動行色，
絲管舉離聲。
得意減別恨，
半酣輕遠程。
翩翩馬蹄疾，
春日歸鄉情。
<End Poem>
<Translation>
私は十年間苦学しつづけ、ついに及第の名誉を得ることができたが、及第するだけでは貴いわけではなく、親に祝辞を述べてはじめて光栄なのだ。同じ時に及第した仲間六、七人が、都のはずれまで送ってくれ、馬車は動きだし、琴や笛は別れの曲を奏でた。 
得意な心には別れの悲しみも少なく、ほろ酔いで遠路も苦にならない。 馬の歩みは軽やかで、これこそ春の帰郷の情だ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
私は十年間苦学しつづけ、
ついに及第の名誉を得ることができたが、
及第するだけでは貴いわけではなく、
親に祝辞を述べてはじめて光栄なのだ。
同じ時に及第した仲間六、七人が、
都のはずれまで送ってくれ、
馬車は動きだし、
琴や笛は別れの曲を奏でた。 
得意な心には別れの悲しみも少なく、
ほろ酔いで遠路も苦にならない。
 馬の歩みは軽やかで、
これこそ春の帰郷の情だ。
<End Formatted Translation>